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パリ~ニース最終日前日 [自転車deプロロードレース]

主要なステージレーサーがことごとくティレーノ・アドレアチコに参戦したため、
パリ・ニースの盛り上がりが危ぶまれましたが、
とても盛り上がってますね。

この時期のレースは色々なことが起こって面白いです。


最終日前日の今日時点では、
まさかのトニー・ギャロパン(ロット・ソウダル)がイエロージャージ。

第6ステージでの独走勝利で、
一気に総合首位に駆け上がりました。


途中までは、エティックス・クイックステップのクヴィアトコウスキーと
スカイのリッチー・ポルトの争い。
クヴィアトコウスキーの攻めが効いてスカイも苦しんでいるかのように見えましたが、
持ち直したスカイが形勢逆転。
逆にポルトとゲラント・トーマスがクヴィアトコウスキーに差をつける展開になり、
スカイの強さを見せつけるかと思われました。


そんな中、不意にアタックしたギャロパンには誰も付いていかず。

スカイ勢も追いつけるタイム差でしたが、
ポルトの落車に続いてゲラント・トーマスの落車があり、
誰もギャロパンに追いつけません。

雨の中の下りで、
落車と言う不運が手助けしたのは事実ですが、
そういう展開にさせたギャロパンのアタックが実ったわけです。
アタックを実行したギャロパンがとてもかっこよかったですね。




ポルトの落車は、バイクカメラの目の前だったので、
とても危なかったです。
もう少しでバイクカメラにひかれてもおかしくなかった。
JSPORTSの放送では、落車前の別件の解説で、
バイクカメラの運転技術はすごいという話をしていただけに、
正にその技術を見た瞬間でした。

こういう技術が
ロードレースの放送を可能にしているんですよね。
日本では経験者がほとんどいないでしょうから、
なかなか放送は難しそうです。

そもそも国内レースをテレビ放送するほど、
需要がないかもしれませんけどね。



さて、本日がパリ・ニースの最終日。
10km上りのタイムトライアルですから、
TTスペシャリストだけではなくアタッカー・パンチャー・クライマーにも
チャンスはあります。

もちろん、ポルトは有力候補ですが、
第6ステージでついた36秒をひっくり返せるか注目です。

クヴィアトコウスキーも得意そうなコースですし、
ギャロパンも意外といい感じに走れそうなコースです。
マイヨジョーヌマジックもありますし、
逃げ切りそうな予感。

6位につけるランプレ・メリダのルイ・コスタもまだ42秒差。
山岳に強いコスタも注目です。


ニバリもコンタドールもキンタナも出場していないパリ・ニースですが、
十分に盛り上がってます。

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